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管理人ふざん日記

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2012/04/15(Sun) <ナベヅル・日月>ふざん MAIL 

◎F氏が表装された河田一臼先生の「日月」「福壽」を眺めながら、<ナベヅル>を描画しました。

◎尾羽をもっと大きく見せないとナベヅルには見えませんね。「壽」を背負っているのが気に入りました。






2012/04/14(Sat) <三徳園の万葉歌/のいばら>ふざん MAIL 

◎三徳園内で更に見つけた万葉歌札〜計15個目〜
「道の辺の茨のうれに延ほ豆のからまる君をはかれか行かむ」 万葉呼名=うまら
原文: 美知乃倍乃 宇万良能宇礼尓 波保麻米乃 可良麻流伎美乎 波可礼加由加牟  <作者: 上丁丈部鳥(はせつかべのとり)>

読み: 道の辺(へ)の、茨(うまら)のうれに、延(は)ほ豆の、からまる君(きみ)を、はかれか行かむ
意味: 道端のうまら(ノイバラ)の先に絡(から)みつく豆のように、私に絡みつく君をおいて別れゆく
防人として選ばれ赴任する丈部鳥という人が、奥様との別れを惜しんで詠んだ歌です。






2012/04/13(Fri) <三徳園の万葉歌/こうぞ>ふざん MAIL 

◎三徳園内で更に見つけた万葉歌札〜計14個目〜
「水沫なす もろき命も 栲縄の 千尋にもがと 願ひ暮らしつ」 万葉呼名=たく(たへ)
原文:水沫奈須 微命母 栲縄能 千尋尓母何等 慕久良志都  <作者:山上憶良(やまのうえのおくら)>

読み:水沫(みなわ)なす もろき命も 栲縄(たくづな)の 千尋(ちひろ)にもがと 願ひ暮らしつ
意味: 水しぶきのように、もろい命も“栲縄の”千尋のようにあって欲しいと、願いながら、(毎日を)暮らしています。千尋とは山などが非常に高く、谷や海などが非常に深いことの意。






2012/04/12(Thu) <三徳園の万葉歌/さいかち>ふざん MAIL 

◎三徳園内で更に見つけた万葉歌札〜計13個目〜
「かはらふじに 延ひおほとれる 屎葛 絶ゆることなく 宮仕へせむ」万葉呼名=かはらふじ
原文: ■(くさかんむり+日+ヒ)莢尓 延於保登礼流 屎葛 絶事無 宮将為 <作者: 高宮王(たかみやのおおきみ)>

読み: さう莢(けふ=カハラフジ)に、延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかずら)、絶ゆることなく 宮仕へせむ
意味: さう莢にまとわりついている生い茂っている屎葛のように、強くたくましく、いつまでも宮仕えをしたいものです。
「さう莢(けふ)」はジャケツイバラのことです。これに、屎葛が絡み付いているというのです。「絶ゆることなく宮仕へせむ」というのは、宮廷を称えるときによく使われる常套句だそうです。これと、屎葛とのアンバランスがかえって効いていますね。






2012/04/11(Wed) <万葉歌〜鳥・呼子鳥=6>ふざん MAIL 

《鳥・呼子鳥6》「朝霧の…」
「朝霧の 八重山越えて 呼子鳥 鳴きや汝が 来る宿もあらなくに」
原文: 旦霧 八重山越而 喚孤鳥 吟八汝来 屋戸母不有九二   <作者: 不明>

読み: 朝霧(あさぎり)の、八重山(やへやま)越えて、呼子鳥(よぶこどり)、鳴きや汝(な)が来る、宿もあらなくに
意味: 朝霧の、いくつもの山を越えて、呼子鳥よ、鳴いて君は来るのかい、ここにはとまる木もないのに。






2012/04/10(Tue) <万葉歌〜鳥・呼子鳥=5>ふざん MAIL 

《鳥・呼子鳥5》「朝霧に…」
「朝霧に しののに濡れて 呼子鳥 三船の山ゆ 鳴き渡る見ゆ」
原文: 朝霧尓 之努々尓所沾而 喚子鳥 三船山従 喧渡所見    <作者: 不明>

読み: 朝霧(あさぎり)に、しののに濡れて、呼子鳥(よぶこどり)、三船の山ゆ、鳴き渡る見ゆ
意味: 朝霧にすっかり濡れている呼子鳥が、三船の山を鳴き渡っています。「三船の山」は吉野の象山(きさやま)の東にある山です。






2012/04/09(Mon) <万葉歌〜鳥・呼子鳥=4>ふざん MAIL 

《鳥・呼子鳥4》
「答へぬに な呼び響めそ 呼子鳥 佐保の山辺を 上り下りに」
原文: 不答尓 勿喚動曽 喚子鳥 佐保乃山邊乎 上下二   <作者: 不明>

読み: 答(こた)へぬに、な呼(よ)び響(と)めそ、呼子鳥(よぶこどり)、佐保(さほ)の山辺(やまへ)を、上(のぼ)り下(くだ)りに
意味: だれも答えてくれる人が居ないのに、響くほど鳴かないで、呼子鳥よ、佐保の山の辺りをのぼったり下ったりして。






2012/04/02(Mon) <三徳園の万葉歌/やまぶき>ふざん MAIL 

◎三徳園内で更に12個目の万葉歌札を見つけました。

《万葉呼名=やまぶき》
「 山吹は 日に日に咲きぬ うるはしと 我が思ふ君は しくしく思ほゆ」
原文: 夜麻夫枳波 比尓々々佐伎奴 宇流波之等 安我毛布伎美波 思久々々於毛保由 <作者:大伴池主>

読み: 山吹(やまぶき)は、日に日に咲きぬ、うるはしと、我(あ)が思(も)ふ君は、しくしく思(おも)ほゆ
意味: 山吹の花は、日に日に咲き開いています。ご立派でいらっしゃると尊敬しているあなた様のことを、しきりに慕わしく思っています。







2012/03/31(Sat) <万葉歌〜鳥・呼子鳥=3>ふざん MAIL 

《鳥・呼子鳥3》
「春日なる 羽がひの山ゆ 佐保の内へ 鳴き行くなるは 誰れ呼子鳥」
原文: 春日有 羽買之山従 狭帆之内敝 鳴徃成者 孰喚子鳥   <作者: 不明>

読み: 春日(かすが)なる、羽(は)がひの山ゆ、佐保(さほ)の内(うち)へ、鳴(な)き行(ゆ)くなるは、誰(た)れ呼子鳥(よぶこどり)
意味: 春日なる、羽がひの山から佐保に向かって鳴きながら飛んでゆくのは、誰を呼ぶ呼子鳥なのでしょう。《「春日なる、羽がひの山」がどの山なのかはわかっていません。》






2012/03/30(Fri) <万葉歌〜鳥・呼子鳥=2>ふざん MAIL 

《鳥・呼子鳥2》
 「世の常に 聞けば苦しき 呼子鳥 声なつかしき 時にはなりぬ」
原文: 尋常 聞者苦寸 喚子鳥 音奈都炊 時庭成奴    <作者: 坂上郎女(さかのうえのいらつめ)>

読み: 世の常(つね)に、聞けば苦(くる)しき、呼子鳥(よぶこどり)、声なつかしき、時にはなりぬ
意味: いつもでしたら聞き苦しい呼子鳥の声も、心をひかれる頃になりました。






2012/03/29(Thu) <万葉歌〜鳥・呼子鳥=1>ふざん MAIL 

◎万葉歌における呼子鳥とは「ヒヨドリ」と思われますが、「カッコウ」との説もあるようです。

《鳥・呼子鳥(1)》
「神なびの 石瀬の社の 呼子鳥 いたくな鳴きそ 我が恋まさる」
原文: 神奈備乃 伊波瀬乃社之 喚子鳥 痛莫鳴 吾戀益  <作者: 鏡王女(かがみのおおきみ)>

読み: 神なびの、石瀬(いはせ)の社(もり)の、呼子鳥(よぶこどり)、いたくな鳴きそ、我が恋まさる
意味: 石瀬の社の、呼子鳥よ、そんなに激しく鳴かないで。私の恋心がますますつのります。《「石瀬の社」がどこなのか、奈良県生駒郡斑鳩町の森や三郷町の森などの説がある。》






2012/03/27(Tue) <河田一臼先生作品・「日月」>ふざん MAIL 

◎表装技術習得中のF氏が、河田一臼先生作の「日月」を軸表装されました。

◎表装技術的には色々と難点が目立つとのF氏所感でしたが、素晴しい出来栄えであり、河田一臼先生も微笑んでおられることと思います。






2012/03/26(Mon) <西文明堂ゆかりの書・画・篆刻作品展>ふざん MAIL 

◎西文明堂の前社長西政一宅に保管されていたと思われる<ゆかりの書・画・篆刻作品展>が先般、野田屋町店の一角で開催されていたので鑑賞に出掛けました。

◎全ての作品は見ていないが、河田一臼先生の作品は半切大の額であり、揮毫内容は「脱落唯弌實 千態萬状龍弄玉」でありました。
  回顧展出品作でもない作品であり、この語句もかなり多く揮毫されていたと思われます。






2012/03/24(Sat) <万葉歌〜鳥・鶯=6>ふざん MAIL 

《鳥・ウグイス(6)》
「あらたまの 年行き返り 春立たば まづ我が宿に 鴬は鳴け」

原文: 安良多末能 等之由伎我敝理 波流多々婆 末豆和我夜度尓 宇具比須波奈家   <作者: 大伴家持>
読み: あらたまの、年(とし)行(ゆ)き返(がへ)り、春(はる)立たば、まづ我(わ)が宿(やど)に、鴬(うぐひす)は鳴(な)け
意味: 年があらたまって立春になったら、まずは私の庭で鴬よ、鳴いてくれ。






2012/03/23(Fri) <万葉歌〜鳥・鶯=5>ふざん MAIL 

《鳥・ウグイス(5)》
「梅の花 咲ける岡辺に 家居れば 乏しくもあらず 鴬の声」

原文:梅花 開有岳邊尓 家居者 乏毛不有 鴬之音  <作者:不明>
読み:梅(うめ)の花、咲ける岡辺(をかへ)に、家(いへ)居(を)れば、乏(とも)しくもあらず、鴬(うぐひす)の声(こゑ)
意味:梅の花が咲いている岡のあたりに住んでいると、鴬の声がよく聞こえます。






2012/03/22(Thu) <万葉歌〜鳥・鶯=4>ふざん MAIL 

《鳥・ウグイス(4)》
「うち靡く 春立ちぬらし 我が門の 柳の末に 鴬鳴きつ」

原文: 打霏 春立奴良志 吾門之 柳乃宇礼尓 鴬鳴都  <作者: 不明>
読み: うち靡(なび)く、春(はる)立ちぬらし、我が門(かど)の、柳(やなぎ)の末(うれ)に、鴬(うぐいす)鳴きつ
意味: 草木が風になびく春になったようです 私の家の前の柳の梢で鴬が (ちょっと)鳴きました。






2012/03/21(Wed) <三徳園の万葉歌〜せんだん>ふざん MAIL 

◎三徳園内での万葉歌11作目(センダンの樹木に懸けられていた札)を見つけました。
「妹が見し 楝の花は 散りぬべし 我が泣く涙 いまだ干なくに」

《せんだん》〜万葉呼名=あふち
原文:伊毛何美斯 阿布知乃波那波 知利奴倍斯 和何那久那美多 伊摩陀飛那久尓 <作者:山上憶良(やまのうえのおくら)>
読み:妹(いも)が見し、楝(あふち)の花は、散りぬべし、我が泣く涙、いまだ干(ひ)なくに
意味:妻が見た楝(あふち)の花は、もう散ってしまうでしょう。私の涙は、まだかわくことが無いのに。奥様を亡くした大伴旅人の気持ちになって、山上憶良が詠んだ歌のひとつです。







2012/03/20(Tue) <万葉歌〜鳥・鶯=3>ふざん MAIL 

《鳥・ウグイス(3)》
「百済野の 萩の古枝に 春待つと 居りし鴬 鳴きにけむかも」

原文: 百濟野乃 芽古枝尓 待春跡 居之鴬 鳴尓鶏鵡鴨   作者: 山部赤人

読み: 百済野(くだらの)の、萩の古枝(ふるえ)に、春待つと、居(を)りし鴬(うぐひす)、鳴きにけむかも
意味: 百済野(くだらの)の、萩の古い枝に、春を待っていた鴬(うぐひす)は、もう鳴いたでしょうか。






2012/03/19(Mon) <和気神社に散策・・・>ふざん MAIL 

◎和気神社に参道沿いに咲いているツバキ鑑賞に出向きました。
◎神社入口に立っている和気清麻呂公の側で万葉歌を見咎めましたので、早速帰宅して揮毫挑戦しました。

「天雲に 雁ぞ鳴くなる 高円の 萩の下葉は もみちあへむかも」

原文:安麻久母尓 可里曽奈久奈流 多加麻刀能 波疑乃之多婆波 毛美知安倍牟可聞<作者:中臣清麻呂>
読み:天雲(あまくも)に雁(かり)ぞ鳴くなる高円(たかまと)の萩の下葉(したば)はもみちあへむかも
意味:雲の上で雁が鳴いて、もう秋も深まってきた。高円の野に咲く萩の下葉は、無事に黄葉しきることができるだろうか。(霜枯れなどして美しい黄葉が見られないのではないかと心配しているようです。)







2012/03/18(Sun) <鳥・アオサギ=蒼鷺 >ふざん MAIL 

◎前回ご紹介したアオサギは、鳥類図鑑で調べると「蒼鷺」と表記するのですね。てっきり<青さぎ>だと思っていました。

◎確認のため、姿画とともに揮毫してみました。






2012/03/17(Sat) <三徳園のアオサギ君>ふざん MAIL 

◎昨日、近くの農林公園「三徳園」に出向いた帰りに、展示館前の池の端で偶然にアオサギ君と出くわした。
◎頭を下げて見ていたら、アオサギ君は全く警戒せずに池の端を遊び歩きしていました。デジカメを携帯していたので、少しずつ近づいて撮影させてもらいました。
◎帰宅して、サギ(鷺鳥)に関連の万葉歌を探すと、下記の一つしかないとのことでした。

<三徳園の万葉歌/鳥・鷺(さぎ)1>
「池神の 力士舞かも 白鷺の 桙啄ひ持ちて 飛び渡るらむ」

原文: 池神 力土■(人偏+舞)可母 白鷺乃 桙啄持而 飛渡良武 <作者: 長忌寸意吉麻呂(ながのいみきおきまろ)>
読み: 池神の力士舞(りきしまひ)かも、白鷺(しらさぎ)の、桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて、飛び渡るらむ
意味: 池神の力士舞(りきしまひ)のように見えますね。白鷺(しらさぎ)が小枝を口にくわえて、飛んでいきます。







2012/03/16(Fri) <万葉歌〜鳥・鶯=2>ふざん MAIL 

《鳥・ウグイス(2)》
「春されば 木末隠りて 鴬ぞ 鳴きて去ぬなる 梅が下枝に」

原文: 波流佐礼婆 許奴礼我久利弖 宇具比須曽 奈岐弖伊奴奈流 烏梅我志豆延尓   <作者: 小典山氏若麻呂(しょうてんさんじのわかまろ)>

読み: 春されば、木末(こぬれ)隠(がく)りて、鴬(うぐひす)ぞ、鳴きて去ぬなる、梅(うめ)が下枝(しづえ)に
意味: 春がやってくると梢(こずえ)に隠れて鴬が梅の下枝に鳴きわたります。 これも大伴旅人の邸宅で催された宴会のときの詠歌とのこと。







2012/03/15(Thu) <万葉歌〜鳥・鶯=1>ふざん MAIL 

◎管理人にとって、ウグイスの姿画は難しいようです。

《鳥・ウグイス(1)》
「梅の花 散らまく惜しみ 我が園の 竹の林に 鴬鳴くも」

原文: 烏梅乃波奈 知良麻久怨之美 和我曽乃々 多氣乃波也之尓 于具比須奈久母   <作者: 小監阿氏奥嶋(せうけんあじのおくしま)>

読み: 梅の花、散らまく惜しみ、我が園の、竹の林に、鴬(うぐひす)鳴くも
意味: 梅の花が散るのを惜しんで、私の庭の竹の林で鴬が鳴いています。 大伴旅人の邸宅で催された宴会のときに詠まれた歌の一つです。






2012/03/14(Wed) <万葉歌〜鳥・あぢ=トモエガモ>ふざん MAIL 

◎万葉歌には自然、草花、四季、生き物など色々たくさん登場します。
◎バードウォッチングで愛着のある<鳥>に関係する歌を見てみよう。

《鳥/あぢ=トモエガモ》
「山の端に あぢ群騒き 行くなれど 我れは寂しゑ 君にしあらねば」
原文: 山羽尓 味村驂 去奈礼騰 吾者左夫思恵 君二四不在者  <作者: 舒明天皇(or皇極天皇)>
読み: 山の端(は)に、あぢ群(むら)騒(さわ)き、行(ゆ)くなれど、我(わ)れは寂(さぶ)しゑ、君にしあらねば
意味: 山にあぢ鳥たちが騒ぐ声が聞こえてくるけれど、あなた様はいらっしゃらないので、私は寂しく思います。






2012/03/12(Mon) <万葉歌〜はんのき>ふざん MAIL 

◎万葉歌〜第10作
「引馬野に にほふ榛原 入り乱れ 衣にほはせ 旅のしるしに」

《はんのき》〜万葉呼名=はり
読み: 引馬野(ひくまの)に、にほふ榛原(はりはら)、入り乱れ、衣にほはせ、旅のしるしに
★原文: 引馬野尓 仁保布榛原 入乱 衣尓保波勢 多鼻能知師尓  <作者: 長忌寸/意吉麻呂(奥麿)(ながのいみきおきまろ)>
意味: 引馬野に色づいている榛原(はりはら)に入り乱れて、衣に色をうつしなさいな、旅のしるしに。    持統天皇が参河国に旅された時の歌です。「榛原」の「榛(はり)」は、カバノキ科の「はんの木」と考えられています。古くから染料として使われていたそうです。

◎三徳園の万葉歌は一応終わります。また見つかれば駄作紹介します。







2012/03/11(Sun) <三徳園の万葉歌/えごのき>ふざん MAIL 

◎万葉歌〜第9作
「氣の緒に 思へるわれを 山ぢさの 花にか君が、移ろひぬらむ」

《えごのき》〜万葉呼名=ちさ
原文:氣緒尓 念有吾乎 山治左能 花尓香公之 移奴良武  <作者不詳>
読み:息の緒(を)に、思へる我れを、山ぢさの、花にか君が、うつろひぬらむ
意味:私はあなたのことを、命のかぎり想っているのに、あなたは、山ぢさの花がすぐにしぼんで色が変わってしまうように、心変わりしてしまわれたのでしょうか。







2012/03/10(Sat) <三徳園の万葉歌/うつぎ>ふざん MAIL 

◎万葉歌〜第8作
「卯の花の 過ぎば惜しみか ほととぎす 雨間もおかず 此間ゆ鳴き渡る」

《うつぎ》 万葉呼名=うのはな  <作者:大伴家持>
★原文: 宇乃花能 過者惜香 霍公鳥 雨間毛不置 従此間喧渡
読み: 卯(う)の花の、過ぎば惜(を)しみか、霍公鳥(ほととぎす)、雨間(あまま)も置かず、此間(こ)ゆ鳴き渡る
意味: 卯の花が散ってしまうのが惜しいと思ったのか、霍公鳥(ほととぎす)が雨の間にもここを鳴きわたっています。






2012/03/09(Fri) <万葉歌〜ひのき>ふざん MAIL 

◎万葉歌〜第7作
「鳴る神の 音のみ聞きし 巻向の、桧原の山を 今日見つるかも」

《ひのき》〜万葉呼名=ひ
★原文: 動神之 音耳聞 巻向之 桧原山乎 今日見鶴鴨   <作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集>
読み: 鳴る神の、音のみ聞きし、巻向(まきむく)の、桧原(ひはら)の山を、今日見つるかも
意味: うわさにだけ聞いていた巻向の、桧原の山を、きょう見たのです。
「鳴る神の」は、「音に聞く」を導く枕詞(まくらことば)です。「鳴る神」とは、雷(かみなり)さまのことです。







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